
実は私は、「頑張る」という言葉はあまり好みません。
だけど、今日はお客様に「頑張りましょうね」とお伝えしてしまいました。
今頃になって、大丈夫かな・・・、辛くないかな・・・と考えています。
この一年、「頑張ろう」という言葉を盛んに発してきましたよね。
「頑張ろう東北! 頑張ろう福島!」
いやというほど「頑張ろう」でした。
こんなに頑張っているのに、また「頑張ろう」なんて・・・
そう、思っていました。
今朝、お帰りになったリピーターさんは津波の被害に遭われて
家財を失ってしまいました。
今回お目にかかって、帰り際にお話をしました。
それは・・・私の大好きな友人の作る益子焼きの器を沢山お求めに
なられたので御礼を一言・・・
器をこつこつと米屋にお越しになるたびにお買い求めになられていたそうですが
全て流されてしまわれたそうで、新たにお求めになったそうです。
益子で象嵌焼きの器を作る「加藤 益男」さんも震災で窯を失い大変な思いをし
新たに作品作りをしています。
お二人の事情を知った私は、胸が熱くなりました。
ずっと作品が好きで集めていたお客様と、器つくりをあきらめなかった益さん。
今、米屋に置いてある器は貴重な在庫。
大好きな方の下で暮らしをともに出来るなんて幸せですね。
辛い体験をしたお客様だから、益男さんの作る器の魅力が伝わるのかも・・・
だから、つい・・・頑張りましょう・・・と口から出てしまいました。
また別なお客様は、三春の滝桜で苗をお買い求めになられたそうで
小さな苗を両手で大切そうに抱えてお帰りになりました。
なんだかとってもほんわりとした、いい気持ちです。
様々な形で、応援をして下さるお客様にとても感謝の気持ちで
いっぱいになりますね。
連休も本日が最終となります。昨年に比べ忘れずに沢山のお客様が
お越しくださりました。本当にありがとうございます。
「ひと」は本当に支えあって生きていくのだと思います。
笑顔でまたお目にかかれますように・・・